「雑談〜ケイダッシュステージ〜後編」
今回は憧れのトム・ブラウンという芸人に触れたいと思う。
左がツッコミの布川さんで右がボケのみちおさんである。二人とも北海道出身のコンビ。
ケイダッシュ前編でヤーレンズさんについて書いたが、トムブラウンさんも、本当にライブシーンで本当にウケている、さらに芸人内の評価が本当に軒並み高い。体感で僕ら界隈の芸人の半分以上が売れそうな芸人に名前上げてると思う。
代表的なネタがこちら!!
こんな事呟いたりするくらいだ。見てる人は見てるね。ネタに関しては、女子高生とか無視して男ウケ走ってるように見えるけどそんな簡単なもんじゃない。システムにもライトな世代を喰いつかせるようにパワーワードを放り込み、動きでもわからせるように綿密に作られてる。
誰が分析しとんねんって話やけど、それくらい凄く面白く作られているから言わせて欲しい。
7月末に行われたトムブラウンさんの単独ライブを手伝う機会があった。その時は、様々な芸人が見学に来てたし、テレビで活躍してる先輩達も見に来ていた。実際その人達が圧倒されるくらいウケてたし面白かった。
スキルも勿論高いし二人ともピンポイントで笑い取れるし本当に人格者やし、苦労も経験してる分、心から売れて欲しい。
布川さんは毎回ライブで滑って落ち込んだ時とかラインくれるし、みちおさんはモテない僕を飲み会に誘ってくれるし。
なんかもう心の拠り所みたいになってる感もあるんですが、これは個人的な感情なので抜きにします。
ヤーレンズさんが静ならトムブラウンさんは動で今後のお笑い界を担っていくんやろなって本当に思います。
2020年までにこの2組M-1グランプリで日の目見るの全然あると思います。
みんな注目しといた方がいいですよ。
「雑談〜ケイダッシュステージ(前編)〜」
今現在、お笑い芸人として全く生活できず、ライブとバイトの日々であるがこの生活が悲しくもあり希望に満ち溢れている。
未来の自分がこのブログを見たらどう思うか、成功してる自分にこんな時代もあったけど今は幸せだと高みから嘲笑するかもしれないし、まだ売れてないのかといつも通り落胆するかもしれない、更にはもう辞めていて幸せを掴めず、ひたすら自責の念に駆られてるかもしれない。。
それは想像すらできないし無駄な事なのかも。
今は幸いでもないが、ケイダッシュステージという事務所に所属し「一応」プロという形で芸人をさせてもらっている。プロといっても素人に毛が生えたようなレベルで甲斐性もないエセ芸人であるが、、
しかし、この業界にいる以上ビッグドリームを掴む芸人を多くはないが色々見てきた。、
メイプル超合金さんであったり、サンシャイン池崎さん、あばれる君さん、ANZEN漫才さん、ブルゾンちえみであったり、、
カズレーザーさんに至っては同じ大学のサークル出身で売れる前から飲みに連れていただいたりしてた人だけにその思いは一塩である。
しかし、この人達に共通点がある事に気付いた。そう、売れてない地下芸人だからこそ感じる「あ、この人らもう間違いなく売れるわ、っていう謎の空気感」である。
まぁ、その空気が少しでもない限りテレビなどにも出れない厳しい世界なのは言うまでもないが、とある先輩と喋らせていただいた時、「売れる前のメイプル超合金やカミナリはライブでもウケまくりで売れる空気が完全に出ていた」と話をしていた。
なるほど、、、売れる空気か、、
うちの事務所にも何組かいるなぁと感じた。
特にそのオーラ纏っている(ただしそんなchieみたいな力は一切無いので悪しからず、、ただの出任せの感覚です、、)のが、
と
トムブラウン(後編に書きます)
というコンビだ。
どちらも先輩にあたるが、とにかくネタがライブシーンでウケているし面白い。僕らの5000倍はウケている。とにかくこの2組を見ていると芸人辞めようかと泣きそうになるし、そこまでウケるように頑張ろう、と思ったりもできる。
ネタがウケるコンビはネタオタクみたいなコンビもいたりして一定数いるんですが、この2組は平場(トークみたいなもの)が本当に器用です。
ヤーレンズは出井さんの受ける力やスキル、落ち着きは漫才を見ただけで凄さがわかり評価もされてるが、僕個人として楢原さんのトーク力のエグさが印象的だ。
初めてヤーレンズさんとライブ(鳴る、エンジン)が一緒になった時、喋ったことも無いが全体打ち上げで楢原さんと席が近くになったのを覚えている。当時、大阪吉本でパープーズとして認定漫才師になってから、上京してケイダッシュに移籍したという事くらいしか知らなかった(かなり失礼ですが)のですが、
とにかく飲みの席では喋りには入れないくらい高レベルの会話だったし、僕自身お喋りというのもあり、トークに入れない事があまりなかったので、本当に衝撃でした。
しかも内容が皮肉混じりで知的でユーモラスでとにかく面白くて、なんていうたらええんやろ、アリケンみたいなバラエティの討論番組でいたら本当にヒールになれるくらい世の中の分析に長けてる人だと思い、直感で「あっ、この人売れる」と思いました。
そこから自分の中でヤーレンズという存在がリスペクトが膨らみ脅威になり過ぎて、チラチラ見てるだけで、いざ絡んでも緊張して自分出せず変な感じで終わるみたいな日々の連続ですが、早く認めてもらえるようになりたいと思うくらい素晴らしいコンビである。
言われんでもわかってるわというファンの方も多いと思うが、絶対売れるので応援した方が良いですよ!(←ずっと誰目線やねん)
次は憧れのトムブラウンさんについて書きます。
「めん和正@三軒茶屋」
三軒茶屋の食べログでラーメン部門の1位を誇る店が近所にある。
看板も無いし、駅からも246沿い池尻方面に徒歩7分くらいと少し離れてるが一度食べるとすべてのハイクオリティ加減に一位である事の由縁に納得がいく。
永福町大勝軒系出身という噂もあり、大きめの丼に醤油ベース魚介風味の和風中華麺で、この店に至っては永福町大勝軒以上のクオリティを感じる。
中華麺大盛りにトッピング(チャーシュー・味玉・メンマ)を注文して待つ。チャーシューはとろとろのふわふわで絶品なので是非頼むべし。
メニューや店内はこんな感じ
一回のロットで4杯分しか作れない為、オープンから並んでいても前に四人いるとかなり待つ。これが和正クオリティ。仕事が丁寧なので仕方ない。
入店して待つ事15分弱、、ようやく着丼。
まずスープから、、、
「すごくあっさりしてるけど深い、美味すぎて一生飲める、浴びたい。。」
次に麺のコシである。
、
麺のコシが半端じゃない、シコシコじゃなくてもはやブリブリである。なんてちぢれ麺だろうか!!スープが絡みついて尋常じゃない程進む!!!
とにかく美味い!!!つけ麺も人美味しいが、私は断然中華麺派である。
もう小言は言いたくないし、みんな行ってみてください。そしたら中華麺の奥行きに気づけますので。
「めん和正」
東京都世田谷区太子堂2-6-2
11:30-14:30/18:30-22:00
定休日:月曜日
「昆虫編〜アゲハモドキとジャコウアゲハ〜」
この二つの昆虫の違いがわかるだろうか??まぁ凝視すれば斑点が少ないとか羽の尻尾部分が違うなどあるかもしれないが、普通の人がこの写真を見るだけで種別まで判断出来ないのが普通である。
これら2つは同じ蝶では無い、しかも1つ目の昆虫は蛾なのである。
1つ目はアゲハモドキという蛾で、2つ目なジャコウアゲハという蝶である。
自然界には、何かに擬態する生物が多く存在する。
例えばハナカマキリ
などは花に擬態する事で、花の蜜を吸いに来たハエや蝶などを捕食する為だと考えられている。
他にもカメレオンやコノハギスなどは有名であるがトリッキーな昆虫で言うと、南西諸島や主な西表島や与那国島に生息するヨナグニサンなどは羽の先端部分がヘビに擬態することによって襲われにくくしているなどと考えられている。
本州にも生息しているシンジュサンも同じ。
ヤママユガなどは羽に目の模様をつける事によって鳥などに襲われにくくなるという擬態方法もある。
たしかに気持ち悪いよなー、と思う。昔長野県の山奥の自販機に何百匹とヤママユガやクスサン、シンジュサンがへばりついていた時は鳥はおろか人間の俺でも背筋が凍り恐怖を感じた。
話は戻るが、昆虫の擬態はシンプルですごくわかりやすいのが多かったりする。ではこのジャコウアゲハに擬態するアゲハモドキは何故その必要があるのだろうか。
答えは、ジャコウアゲハの幼虫が食べるウマノスズクサ科の葉っぱに関係している。このウマノスズクサには毒素が含まれておりジャコウアゲハの幼虫はこれを食べる事により成虫になっても体の中に毒素を蓄えており、鳥やヘビから狙われにくいという特性があるのだ。
それが理由で、アゲハモドキも自らがジャコウアゲハに擬態することによって襲われにくくするというものなのである。
まぁ幼虫の時点では全然違うんですが、、
となると、やっぱり生き物の進化の過程ってどうなってるのかすごく気になるし、クロアゲハやオナガアゲハ、モンキアゲハ、ナガサキアゲハなどの、黒を主体色とした蝶も全部ジャコウアゲハに擬態した結果なのかも。。
昆虫の形や色彩、模様等全てに意味がある訳ではないとは思うけども、考えるとキリがない、とても興味がそそられる話でした!!
「肉横丁で生まれる人間ドラマ」
この前、久々に東京に住んでる大学時代の友人達と飲んだ。
何人かはたまにお笑いライブに来てくれたりもあってそこまで久々という事もないのだが、中には卒業式以来会ってない奴もいたりして、思い出話に花が咲いた。
結婚はいつするだとか、子育ては大変やら、マンションをローンで購入したとか、懐かしの教授の名前や友達の名前を言ったり、もし昔に戻ったらどの女の子にちょっかい出してたとか、、話は尽きない。
あっという間に飲み放題の時間もも終わり、一軒目のタイ料理屋から二軒目の居酒屋に行こうとの流れになった。(何故幹事のやつは渋谷なのにタイ料理屋をチョイスしたのかは不明であるが)
みんな変わってないなぁなんて、物思いにふけながら二軒目に移動しようとしたその時、ある奴が、、、
「渋谷の肉横丁行こうやー!!!!!」
と言い出した。すると、
「イイね〜!!!!!」や「最高やな」とみんなが咆哮している。
「は、どういう意味??」
なんて思いながら肉横丁に着いた瞬間、男友達の鼻息も合わさり、その意味が理解できた。
ナンパスポットや!!!!!(写真は拾い物やけど実際は休日というのもあってか、もっと若い男女が多かった)
サラリーマンの友人達が席につくやいなや、速攻で女の子に声掛けてすぐ2人捕まる。
また声かけて2人捕まる。
なんやここは。。。??
芸人=チャラい
みたいなレッテルを貼られがちだがこんな遊びはした事が無い。(僕ら界隈の芸人はあまりナンパとかはせず合コンをする人が多い)
またまた、最悪なことにライブに昔よく来てくれてた女性のお客さんがいて、そこにも地元の友達が声を掛けていた時は、流石に青ざめたし、速攻で「ごめんね」って謝ったけど多分俺おらんかったら一緒に飲んでたんやろうなってくらい軽い女の顔になっていた。
あと、、本当に思ったのは友達みんな本当にナンパが上手、そして酔った女の子が軽く笑えるような軽いジョークも連発しまくりで、良い意味でも悪い意味でも「サラリーマン」だった。
みんな変わってないなぁなんて思ってたのは俺だけで実際は死ぬほどチャラい感じに変わっていた。
友人の軽いノリやリアクション、下ネタ等で大爆笑してる女の子。、
今年一番くらい、くだらないノリの飲み会なのだが、女の子もまんざらじゃないし見ようによってはそれはそれで成立している。。
なんで??
そう、ここに単体で来る女子はみんな受け入れ体制が出来上がっているのである。いわゆるナンパ待ちや声掛けられ待ちが多いのだ。
サラリーマンという職場以外の出会いが中々ない閉塞された環境下に置かれていると、花金のナンパも至極当たり前になり、それは女性も一緒で、そこで男女ともに健全に出会える場が渋谷や恵比寿の肉横丁なのである!!!!
俺の知らない世界で色んな人間ドラマがあるのだ!!
また一つ勉強になった。そんな話。
「樋田淳也容疑者逮捕」
やっと捕まったかー。
なんかツイッターでバラエティ番組の逃走中に換算したら約一ヶ月半の逃走で8億行くみたいな計算があって笑ったけど、本当にすごい期間逃げ切ってたし、なんせチャリで山口県まで行ってた行動力が凄い。
罪状自体は強姦等で凶悪犯には間違いないが、殺人を犯した訳ではないパターンでこんなにもピックアップされるのが珍しい。
やっぱり脱獄というのが、国民の注目度が高くなった理由なのだと思う。
まぁ終わりは凄くあっけなく、パンと餅とカツを万引きして、Gメンに捕まって通報されるっていう。。。
見た目もすげぇなぁ。日焼けしてるし全然違う。。ラッパーみたい。
しかし、この事件また不可解な点がある。
樋田淳也と共に行動してたという40代無職の男だ。そいつも和歌山県からパクったチャリ乗ってたのと重要参考人ということで逮捕。
なんの関係なんでしょう。
この男は「ついてくるから、面倒だった」との発言をしてるけど、どうなんでしょう。
こいつはそもそも和歌山県から自転車パクってるし、、ん??いつから一緒に行動してたの??ってなる。
なんか、背後に色々あるんじゃないかって思うしどこまで進展するんでしょう。
逃げたルートとか色々解明したらまた書きます。
「映画編:帝一の國」
いい映画でした。
いやー、菅田将暉の演技力は本当に凄いって思った。憑依し過ぎてるなーなんて。
本当の菅田将暉はどんな人間なのか、俳優を見てると番宣のバラエティでも猫被ってるように見えるしわかんないよねまぁそんな話はどうでもよくて。
時代背景もあってか、伏線の回収の仕方とかライバルとの関係性や両親の教育、心の在り方、色々面白く見れました。
永野芽郁の恋愛シーンも程々に少なめで良かった。なんかあぁいう漢系の映画観ると恋愛シーン多目やと凄く冷めるんです。。
漢道突っ走る感じが素晴らしかったのに、みたいな。
あとは、野村周平や間宮祥太朗はじめ今をときめく豪華俳優達の、学園祭にてふんどしで太鼓叩くシーンは腐女子向けに用意されたのかな??あっこだけ浮いてたようにも見える。まぁ、でも逆に言えば可愛い女優達の集合セクシーシーンなんてあったら最高やし、告知段階のPVとかには必要なのかも。。
最後のオチも素晴らしかったし、いかんせん続きが観たくなる、帝一の國が見たくなる、そんな映画でした!!!
満足度
79点(100点満点)